施工のこだわり

どんなに良いプランを考え、どんなに良い材料を使用しても、その機能を最大限に活かした施工をしなければ意味が半減してしまいます。住研でも過去の失敗が全くないとは言えません。だからこそ、住んでいただく方にご不安を与えないよう技術スタッフとアフターサービス専属スタッフが知恵を出しあい施工方法を決定しています。過去の1300棟以上の実績が住研の財産であり、活力なのです。お客様のご納得なくしてコスト削減のための施工方法や構造材の変更は行っていません。それは住研の信頼を保つために必要なことと考えるからなのです。

① 基礎のこだわり

住研の基礎は、住宅金融普及協会の基準より立ち上がり部分のコンクリートの巾を厚く、鉄筋の間隔を短くし、かつコンクリート強度を高くすることにより、より頑丈な基礎仕上げとなっています。また、阪神・淡路大震災などの大地震で多かった角の破損、それを防止するためコーナー部分に打ち増し補強を施工しています。例えば総二階の場合、四隅の基礎の上に家全体を形作っている通し柱を建てるので、その四隅がしっかりしていれば地震の際、倒壊する確率は低くなるのです。
基礎工事は家が出来上がると目視での確認が困難な所です。住研ではより長く住んでいただくため、このような目視の確認が困難な所、リフォーム工事ではやり替えがしにくい所への配慮を大切しています。(立ち上がり部分の巾:150mmとし、鉄筋間隔:200mmピッチ)

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② 柱・土台のこだわり

柱・土台は構造をより強くするために全て標準で4寸角(120mm角)を使用しています。(九州間の場合)また土台には気密性を高めるために間柱欠き(まばしらがき)はしていません。柱・土台も家が出来上がると目視が困難なところです。住研ではお客様からのご希望をいただいた際は、工事中の現場へご案内、壁が出来上がる前の骨組みをご覧いただくようにしています(施工現場の工事進行具合によってご案内できない場合があります)。それは実際見て、触れ、体感していただくのが一番分かっていただける方法だと考えるからなのです。

③ 土台・通し柱のこだわり

土台や通し柱の樹種は耐久性が高いヒノキを使用しています。また、木は空気や水分を吸放出する機能があり伸縮がつきものですが、これは長所であり短所でもあります。構造に関して言えば、伸縮がより少ない乾燥材の方が外壁のひび割れ防止などにいいと考えます。そのため住研では乾燥材を土台・柱の標準仕様にしています。

④ 換気のこだわり

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木造住宅は木を乾燥させてあげることが大切なことであり、長持ちさせる秘訣になります。そこで、住研では機械などを使わずより効率よく換気するために外壁通気工法で施工します。外壁通気工法とは家全体に風の通りを作り、換気を取ることです。床下の空気のよどみを解消するために基礎の上にパッキンを一定間隔で置き、床下に満べんなく空気を流してあげます。これは床下の乾燥を促すだけでなく、土台の木も乾燥状態が保たれ長持ちしてくれます。そして棟(野地板換気施工)、軒下、そして外装壁の下にも風の道を作り、家全体に空気を流すことにより呼吸してくれる家が出来ます。小屋裏は屋根からの熱がこもりやすい場所でもあるので野地板換気は小屋裏の換気も促してくれます。

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また、住研では瓦を固定する瓦残の腐敗防止と雨漏り防止ために瓦桟の下にもう一本桟を屋根の上から下へ取り付けることで屋根下地の寿命をより長く保つ施工を標準としています。


⑤ 小屋組みのこだわり

小屋組みは母屋を105角、野地板の継ぎ目には垂木を2本使うことによりしっかりした屋根下地を造ります。
また、垂木が真っ直ぐきれいに、かつしっかり固定されるように母屋の垂木欠き施工を標準としています。

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⑥ 断熱材のこだわり

ご希望により、より高い気密・断熱性能が期待できる水を使用した現場発泡の環境に優しいウレタンフォーム、高性能グラスウール、羊毛フォーム、熱を反射させ侵入を防ぐ遮熱シートなど多数ご用意しています。

⑦ 防水下地のこだわり
雨漏りの原因で多いサッシ廻りの防水下地処理として、窓下にルーフイングを取り付けます。これにより雨水の浸入を防ぐとともにサッシを固定する木材の腐敗を防止してくれます。

⑧ 床の工法のこだわり

住研では施工方法を根太なし工法で施工します。根太なし工法の特徴としては水平剛性が取りやすいことが上げられます。(
また、床の下地材を有害物質がより少ない針葉樹合板を使い、より強度を高めるために厚さの厚いものを標準仕様としています。
※このため家のきしみ、ゆがみを最小限に抑える働きを促進します。

⑨ ポーチ柱と沓(くつ)石の施工のこだわり

ポーチ柱とは外から見た時に目視できる柱のことをポーチ柱と呼んでいます。よく和風住宅の玄関先に柱の下にみかげ石などの沓石がある家を見かけると思います。家の顔でもある玄関先の柱に金物を使用してしっかり固定してしまうと美観が損なわれることもあり、一般的にはただホゾに合わせてはめ込んでいるだけのことが多いようです。住研では柱と沓石、沓石と基礎をボルトで連結、地震の際でも倒壊しないよう施工しています。